展覧会
終了
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特別企画展「吉村芳生 超絶技巧を超えて」
超絶技巧?そんな単純な言葉で説明することはできません。毎日描き続けた膨大な数の自画像、1文字1文字をすべて書き写した新聞紙、10メートルの色鉛筆画―。吉村芳生が生み出した作品は、どれも超絶リアルでありながら、見る者の度肝を抜く凄みを感じさせます。1950年、山口県に生まれた吉村芳生が一躍注目を浴びたのは2007年のことでした。この年に開かれた「六本木クロッシング2007」展(森美術館)に出品された作品が大きな話題となり、吉村は57歳にして突如、現代アート・シーンの寵児となったのです。本展は吉村芳生の回顧展として、初期のモノトーンによる版画やドローイング、後期の色鮮やかな花の作品、生涯を通じて描き続けた自画像など、吉村の全貌を伝えます。2013年に惜しまれつつ早逝した吉村芳生の、ただ上手いだけの絵ではない、描くこと、生きることの意味を問いただす真摯な作品の数々を、ぜひその眼で目撃してください。
「吉村芳生 超絶技巧を超えて」展は会期を2020年7月12日(日)まで特別延長いたします。
また、以下展覧会の会期および展示内容を変更いたします。
【展示期間および内容の変更】
〔1〕水野コレクション 花の名品
令和2(2020)年4月11日(土) ~ 5月31日(日) 6月7日(日)
〔2〕水野コレクション 空を描く ー横山大観から平山郁夫まで
令和2(2020)年 6月7日(日)6月9日(火) ~ 7月12日(日)
全館展示から吉村芳生展での同時開催 3階一部での展示。
これにより当初予定していました展示数が減ります。
(チラシに掲載されている作品はすべて展示)
関連イベント
オープニングトーク
自身も画家である吉村大星氏に父・芳生の作品についてお話しをうかがいます。
2020年4月11日(土) 9:45 –
→ 新型コロナウイルス感染拡大と予防の観点から中止
講師:吉村大星(画家、吉村芳生 長男)
特別ギャラリートーク
本展監修者で、生前から吉村の作品に注目してきた冨田章氏をお迎えします。
2020年5月16日(土) 11:00 –
→ 新型コロナウイルス感染拡大と予防の観点から中止
講師:冨田章(本展監修者、東京ステーションギャラリー館長)
学芸員によるギャラリートーク
2020年4月18日(土)10:30 –
2020年5月10日(日)13:30 –
新型コロナウイルス感染拡大と予防の観点から中止
講師:当館学芸員
同時開催
水野コレクション「花の名品」
開館時間 | 9時30分 - 17時30分(入館は17時まで) |
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休館日 | 毎週月曜日(祝日の場合は翌日) |
入館料 |
一般1,000円 中高生700円 小学生400円
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